【漫画家アシスタント物語・10】アシスタント期間中の仕事の流れ。日給とメリット・デメリット
こんにちは、つるです。
昨日、会社のリモート会議があるということで、化粧をして着替えて部屋を少し片付けて待機していたところ、いつまで経っても会議が始まらず、、、よく見たら会議は前日(私の休みの日)にすでに終わっていました。
30分もおすましして待機して疲れたわ〜(仕事しろ)
今回は、アシスタント期間中の仕事の流れをご紹介します。
ざっくりは漫画のとおりです。次回細かいエピソードを描きたいと思っているので、この記事ではお金に関することに焦点を当てて書こうかなと思います。
ズバリ!アシスタントの日給は??
いきなりセンシティブな話題ですが、アシスタントの給料について書きます。
私の場合、入りたては日給1万円でした。
これはM先生も他の先生も大体同じです。駆け出しの作家さんだと8000円くらいのことも。
人によりますが、M先生の場合、ご飯代、交通費は別に負担してくれていました。
あんまり覚えていないけど、M先生のとこでは、1年したら1000円くらい上がって、最終的には1万3000円だった気がする(25歳までM先生とこでアシスタントしてた)
毎月2回、各5日間程度入っていたので、月給は初期で10万円、後期で13万円ってところです。
それプラス、私はスーパーのアルバイトを掛け持ちしてて他の先生のところも行ったので、月収は込み込みで〜18万円でした
私の場合、実家暮らしだったのでだいぶぬるい働き方をしていましたが、稼ぐ意思がある人はアシスタントだけでも十分会社員並みの収入があったと思います。
ただ、それをしつつ、漫画家志望は自分の漫画を描く時間を確保しないといけないので、優先順位としては収入<時間の人が多かった印象です。
アシスタント仕事のメリットとデメリット
元同級生などに会うと「日給1万円なら、20日入れば20万円じゃん!いいじゃん!」と言われていましたが、、、
この漫画、見てください
仕事中の休み時間らしい休み時間は無いです。
実質労働時間は2日目以降、1日15時間です(時給666円笑)
ただ、働き方としては特殊なので、「めちゃくちゃ楽じゃん!」という人も中にはいるかもしれません。
M先生のアシスタントをして感じた、個人的なメリット、デメリットを下にまとめます。
メリット
・好きなこと(絵を描く)でお金がもらえる
・絵や漫画の技術が向上する
・漫画業界の話など勉強になる
・お喋りしながら仕事できる
・音楽を聴いたりテレビを見ながら仕事ができる
・自分が手伝ったものが雑誌やコミックスに載って売られる
デメリット
・休憩らしい休憩時間がない
・5日間1人になれる時間がほぼ無い
・共同生活のため気をつかう
・睡眠時間が短い
・毎食コンビニ弁当
とにかく先生やアシスタントの先輩と四六時中一緒にいるので、気が合うかどうかがかなり重要だと思います。
M先生と先輩とは気が合いましたが、それでもかなり気をつかったので、その気疲れがデメリットの全てですね、、、
私はHSPで社会不安障害があるので、人前で話す、予定外のことが起きる、大勢の人がいる状況などが本当にダメです。
普通に会社に勤めていたらそんなことは度々起こると思いますが、アシスタントの仕事はそういった心配が一切ないので、私には向いていたと思います。デメリットの全てを打ち消すぐらいそこは重要でした。
ではでは!次回はアシスタント時のつらかったエピソードなどを描こうと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
つるでした〜
▼次の話
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