【漫画家アシスタント物語・番外編】7年間お世話になった担当編集者さんへ
こんにちは、つるです。
ブログ超お久しぶりになってしまいました!!気づけば先月から更新してないひえ〜〜
今月はついに家族全員でコロナになってしまい、それもあり更新できず、、、ぶつぶつ
言い訳よ〜〜
言い訳ですごめんなさい。
でもちょうど、これから何を描こうと悩んでいたタイミングだったのでコロナ休暇で色々と考えることが出来ました。
ずっと描こうか迷っていた題材があるのですが、しばらく考えて心の準備が出来てきたので、近々スタートできればと思います!
私の人生における暗黒期の話なので、題材としては暗くてもネガティブな内容にならないように気を付けて描こうと思う!!
Table of Contents
担当編集者は初めて目にした親鳥だった
関係ない前置きが長くなってしまってすみません。
今回はアシスタント物語で流れとして入れる部分がなくて割愛してしまった内容を描いてみました。
P山さんは私が高校卒業後、18歳で初めて受賞したときに付いた担当編集者です。
「担当編集者」という存在が私にはとても嬉しかった、、!P山さんは私が生まれたての雛鳥だとしたら、初めて目にした親鳥のような存在でした。
P山さんからしたら私は沢山見てきた漫画家志望のうちの1人だったと思いますが、私からしたらデビューしたい雑誌のただ1人の担当編集者だったのです。
この人の言うことを聞いていれば私はデビューできる!
私はそう思っていました。現実はそんなに簡単なものではないのですが、、、
担当さんの指摘で納得できなかったこと
あたりがソフトなP山さんですら私のことは「頑固だ」と言いました。
でも自分でそうしようと思っているわけではなく、どうしても自分が納得できないことは出来ない性質なのです。
例えば、P山さんから主人公のモノローグ(心の声)を修正されたことがありました。
そのとき私は言いようのない違和感を感じたのです。
私の心の声をなんで作者でもない人に修正されなきゃならない、、、?
このことは私の恩師のM先生にも相談しました。
M先生は「私なんかデビュー何作目かで当時の担当さんにモノローグ全部直されたよ」と言いました。
それでもM先生は甘んじて受け入れたそうです。
M先生ほどの人でも初めのうちは担当さんの言うことを素直に聞いていたんだと驚きました。
また、私の友達でデビューしたぽんちゃんも、デビュー前に「担当さんの言うことを全部素直に聞いてその通りにできる人は頭がいいし最速でデビュー出来るんだと思う」と言っていました。
普段私よりも断然芯が強くて人に流されないぽんちゃんでしたが、漫画に関しては柔軟でした。
担当さんの助言を聞く素直さと、譲れない部分を貫く意志の強さ、、、その使い分けが私は出来なかったのだと思います。
じつは少女漫画はそんなに好きでない、、、
デビューできるポテンシャルがあれば担当編集者が誰であってもデビュー出来ていたでしょう。
自分の実力不足は痛いほど分かっていた、、、
私は悪い形で担当さんに依存していました。「この人の言うことを聞けばデビュー出来る。出来なかったら担当さんのせい」ーと。
そうじゃない、担当さんは神様じゃない。自分に足りない部分を教えてもらって、そこから自分で考えて試行錯誤して力をつけていかないといけなかった。
まあ、仮に当時に戻れたとしても多分私デビュー出来てないです。
なぜなら少女漫画が元々そんなに好きじゃないから、、、ぼそ
なぜ少女漫画家を目指していたのかという謎、、、
またアシスタント物語で描きたいことを思い出したら番外編として描こうかな〜と思います。
ではではここまで読んでいただきありがとうございました!つるでした〜